Light~君が照らす道~

「いえ。全く。ぶきっちょです。」

目線を合わせず佑香の方を向いたまま返事をした。

和奏は椅子を逆向きにして足を開いて座ってさらに近づいた。

「え~嘘つくな~」

「不器用だもん!!」

本当はそれなりにできる。

裁縫も、細かい作業もいろいろ。

ただ和奏の頼みはめんどくさそうだった

「じゃあ企画したりするの得意だよな?

中学のときの文化祭で見たから知ってるぞ!!

いやとは言わせない。イエスと言え!!」

若干うざいよ。