Light~君が照らす道~

屋上から校舎に入って1年の教室のある3階のつきあたりまで行った。

「あのね・・・」

福原さんは言いづらそうにしゃべりだした。

「知ってるかもしれないんだけど・・・

わたし和奏のこと好きなの。

理由はもうわかんないけど

気づいたら大好きだったんだ。

幼なじみの愛未ちゃんは

ずっと和奏の近くにいたよね?

だからその居場所を私に譲って欲しいの。」