「なぁ、特に店に用事ないなら帰らねぇ?」

え?さすがにデートなのにこの時間に帰るのはさみしくない?

一緒にいるの嫌だったかな?

まぁ今までもよく遊んでたし

デートだからってどうでもいいよね・・・

「そうだね・・・帰ろっか」

そう言うと和奏は不思議そうな顔をしてこっちを見た。

「な、なに?」

「なんでさみしそうなの?」

なんでって・・・

一緒にいたいからだし!!!