Light~君が照らす道~

「ねぇねぇ愛未~

和奏って彼女いるって本当~?」

恵奈が休み時間に小走りで近づいてきて

わたしに聞いてきた。

佑香がわたしの方を見る。

びっくりした顔で…。

わたしの方がびっくりしてるんだけどな。

「そ、そうなの?

聞いてないから知らないけど」

と言うとそっかぁと言って恵奈は自分の席に戻った。

自分で聞けばいいのに。

「彼女いるんだね和奏」

「らしいね。」