Light~君が照らす道~

「違うバカ!!」って言って枕を投げつけて部屋を出ようとする。

けど和奏はわたしの腕を逃がさなかった。

捕まえた方とは逆の手でわたしのロールケーキを奪う。

そのロールケーキを机に置く。

和奏の両腕がわたしの体を包み込む。

わたしの口から小さく声が漏れる。