あたし達はその後行く所も無く町をうろうろしていた



日も落ちて
もう大分夕暮れ時



「…あたしさ…中二病達がいる学校に転校してきて良かったと思ってる」

友達という大切な物に気づけた。



「…………」

中二病は無言
答えてくれてもいいじゃん

こっちが話かけてるんだから



「…あのさ…俺の名前覚えてる?」