「なぁ、お前って一年?」
先に沈黙を破ったのは
そこの男子だった。
話しかけるなって感じで私は無視した。
「なぁ無視すんな」
「…そうだけど」
「名前はなんて言うんだ?」
まだしゃべるのか!!やだよぉ…
「菊永綾子」
「そうか…俺は田辺綾喜。よろしくな」
そいつはフッと笑った。
女子としては興奮するところかもしれないけど、私はそうはならない。
早く出よう。ただそう思った。
私は屋上を歩き出した。
でも、何でそこに段差があったのかは知らない
でもあった。
私はその段差で足を引っ掛けた。
「ッきゃ!?」
ードサッ
何が起こったんだ!?
恐る恐る目を開けると…
「大丈夫か??」
男の顔が目の前にあった
つまり私は田辺の体に馬乗りになっている状態だ。
恥ずかしくて顔が赤くなっているに違いないそう思った。
