綾子side 入学式前にどうしても風に当たりたくなったので、屋上へ行った。 でも、そこは最悪だった。 ーガチャ 「あ…」 そこのは男子がいたからだ。 じっと私を見ている、何かに釘ずけになっているように。 私から見てもその男子はかっこいぃ。 黒髪でキリッとした目筋の通った鼻綺麗な唇。制服はちょっと着崩しているが、 耳にはピアスの穴などなく。 爽やかイケメンって感じだった。 でも、 私には関係ない。 その男子を無視して手すりに体を預けて風に当たった。 沈黙が続く中、