ピピピピッ

「ん?もぅ朝?」

カーテンの隙間から眩しい朝の光がちょうど目に当たっていた。

うぅ眠い…

私は目覚まし時計を止め

完全に目を覚まさせようと、一旦布団から出た。

「!!寒い〜」

体がガクガク震える。

さすがに朝はまだ冷えるなぁ…まぁ、

これでかなり目は覚めたと思う。私はクローゼットへ行き

扉を開けた。

私は新しい制服に袖を通し

髪の毛をセットした。

「よし!!これでいいかな??」

私は鏡に映る自分の顔をみてオッケーマークを出した。

今日は高校の入学式

晴れて私は高校生の仲間入り!!!

中学の先生たちは

私が公立の高校に受かったのが衝撃的だったらしく、

何度も『お前どうやったんだ!??』などと聞いてくる。

別にどうもなってないし!!

バカにしてんのか??と私は最初思ったりもした。

でもまぁ、それだけ喜んでくれてるって事だそう考えた私。

それにしても

長い道のりだったと思う…

テレビも漫画も禁止にされて。

勉強勉強勉強の毎日…今思いだいたら…

あ、涙が出てきた。