振り向くと、そのまま遥人くんに抱きしめられた。 「遊空」 え・・・・? え・・・・・? ええええええええ。 外は真っ暗だし、生徒はとっくに下校しているので周りには誰もいない。 それでも・・恥ずかしい・・・。 今、顔真っ赤だ・・・。 目の前に遥人くんの鎖骨がある。 ほんのりとしたやさしい匂い・・・。