その後、あたしは遥人くんに連れられて倉庫から出た。 既に真っ暗になっていた。 遥人くんが送ってくれるというので、お言葉に甘えさせてもらった。 「もう、大丈夫だから。」 と、遥人くんは言っていた。 あたしが「?」って顔をしていると、 「あいつらからもう何もされないと思うから。」 よく分からないけど、何も聞かないことにした。 「遊空・・・・」 ん?今、遊空って言った・・?