ドンッ。 いったぁ・・・・。 倉庫の壁に突き飛ばされた。 「あんた、遥人様のこと好きなの?」 「遥人様も迷惑でしょ。喋れないとか、めんどくさすぎて」 「大して可愛くもないくせに」 確かに~と口を揃えて女子たちは笑った。 気持ち悪。 「なにその目?文句でもあんの?」 あるに決まってんじゃんか。 「なまいき~。ずーっとここにいればー?」