そんな時。 事は大きく動いた。 休み時間。 あたしは一人で屋上にいた。 普段は誰もこない屋上なのにいきなり扉があいた。 ・・誰・・・? 「あんたが一ノ瀬遊空?」 そこには5人くらいの女子グループが立っていた。 何・・・・? 「あんたでしょ?遥人様にまとわりついてんのは。」 遥人様・・?あぁ、遥人くんのことか・・・。