次の日。 あたしは遥人くんの席の近くに行った。 いつものように机に突っ伏している遥人くんの背中をトントンと叩いた。 ゛おはよ゛ と口を動かすと、遥人くんは目を見開いていた。 「お、おはよ。」 ちょっと慌ててる遥人くんが面白かった。 あたしはブレザーのポケットからケータイを取り出すと、文字を打ち込んだ。 ゛ごめんね。もぅ、逃げないから。声、出せるようにがんばる。゛ 「え?逃げる・・・・?お、おう!声な!」 それに答えるように深くうなずいた。