「俺もまじ好き」 耳元で聞く遥人くんの声はかすかにふるえていて、 それが余計にあたしを緊張させた。 声が出た嬉しさか、両想いになれた嬉しさかはわからないけどあたしの目からはまた涙が流れた。 「え!?なんで泣いてんの!?」 人を信じること、人を愛することを教えてくれたのはキミでした。