チクタクチクタクチクタクチクタク...
4:59。
「すみませーん!」
3人揃ってやってきた。
なんていう...ギリギリな...。
「いや、太陽が見えてないから、起きれなかったんです...!えへへ...。」
「とりあえず出発しよう。みんな、バスにのって!」
「はいっ!本当すみません...。」
「お前ら、時間にルーズ過ぎ!のんなんか、1時間前に来てるんだぞ!それでそんなヘラヘラしてていーわけ?のんに謝れよ!」
普段は優しいけど、ちゃんとしてる悠は、いっつも3人の叱り役。
「のん...ごめん。本当、俺らのせいで...
ごめん。」
「のん...私、本当起きれるようになる!ごめんね...。」
「次ギリギリだったらビーンタね♪(笑)」
「ははっ。のん相変わらずだね。」
「ダメダメなもので...。」
朝からピリピリかと思えば和やかムードに。
悠も気づけば笑顔だし。
みぃは呆れて笑ってるし。
なんやかんや、こんな雰囲気のまま、目的地までバスに揺られた。

