それから何だか口数が少なくなった私を、カズは心配してたけど、綾が
「ただちょっと寝不足なだけだよね。」
ってフォローしてくれて、カズは納得してくれたみたい。
教室に着いたのは、私たち4人が最後だったみたい。
岡田先生がカズを呆れた顔で見ている。
「高瀬。お前なかなか起きないんだから、始業式で寝んなよ。」
「岡やん。それは昔の話だぜ?」
ニヤっと笑うカズ。
「俺でも普通に起きれんだよ。」
そう言って私に笑って目配せをした。
「……どーでもいいから、さっさと席つけ。お前のせいで、3人が席につけない。」
岡田先生ってこうゆうキャラなんだ。
とゆうかカズ限定…かな。

