暗い部屋に入ると 寒気がぞっと増した。 「ここからは2人1組なので 手を繋いでお進みください。」 係員さんの指示があると 後ろから誰かが私の手を掴んだ。 暗闇で顔が見えないけど 海香じゃないのは確か。 「それではお進みください。」