「うっ。怖かったよ。 うっ、うっ、ぐず。」 「ほら、ハンカチ。 俺が最後だから早く行こうぜ。」 そう言って手を差し出される。 「ありがと。」 手をとると暖かさが心にまでしみてくる。 (いつも助けてもらってばっかりだな。) そう思いつつ嬉しい自分もいる。