彼に出会った1年間


「おい。
いなくなるなよ。」

「大好き...だよ。」

握っていたはずの手も
ふっと消えて俺は
空気をつかんでいた。

「夏花、行くなよ!」

そう叫んでも、もうあいつはいなくて
ただあいつのいたところには

季節外れの向日葵の花が咲いていた。