「おい。 いなくなるなよ。」 「大好き...だよ。」 握っていたはずの手も ふっと消えて俺は 空気をつかんでいた。 「夏花、行くなよ!」 そう叫んでも、もうあいつはいなくて ただあいつのいたところには 季節外れの向日葵の花が咲いていた。