顔が少しだけ緩む 訳のわからない気持ちに襲われながら 走っている翔馬の背中を見送る ハッ って!! こんなことしてる場合じゃなかった!! 急いがなきゃまじで遅れる!! 全力でバイト先へ走り ついたころには先ほどの 部活中の子たちと同様、汗だくだった 「お、松本~ 汗だくだな~」 スタッフルームに入ると キャッキャと笑った稜雅くんがいた 「疲れた…」 「だろうな~」 「松本さ~ん、 山野さ~ん! こっち入ってもらえる~?」 「はーい」 「あら、松本さん 顔、少し赤いわよ?」 「…??」