どうでも良い・・・

定食を口に流し込み食器を片づける。


俺もオバちゃんに嘘のない笑顔で会釈する。


この笑顔が仕事で使えれば成績が上がるだろう。


でもそれはない。


自分の気持ちに嘘は付けない。


綺麗ごとなのは分かっている。

自分の感情を抑え嘘を吐ける人間が上に上がれることも知っている。



俺はクソガキだ。


37歳の外見をした小学生。


いや、素直な分…小学生の方が上か。


情けない。

何もかもが中途半端だ。


俺が子供の頃、一番なりたくなかった大人に・・・



間違いなく俺はなっているだろう。