どうでも良い・・・

昼休み。


俺はいつものように一人で食堂に向かう。


初めは何人かで食べていた。

同期の仲間だ。


いや、入社が同じってだけの人間か・・・


よくあることだ。


たまたま同期だという理由だけで近寄ってくる。


話すことと言えば女の話題、パチンコの話題、会社の愚痴。


同期ってだけでなぜそこまで話せる。


俺は決して心を開かない。


案の定、一人二人と俺の周りからは人が減っていった。


俺の思惑通り。


誰も俺の予想を覆さない。