どうでも良い・・・

真っ暗の部屋に明かりを灯す。


時刻は21時を過ぎていた。


お湯を沸かしカップラーメンに注ぐ。


もう当分、手料理は食べていない気がする。


別にどうでも良い。


俺は出来上がったカップラーメンを持って外に出た。


近くの自動販売機の横に腰を下ろしラーメンを啜った。


懐かしい…


まるで昨日の事のように感じる。


仕事帰りのサラリーマンが怪訝そうな顔で何人も横切る。


皆、同じ顔に見えた。


誰一人、俺に興味を持たせない。


俺と同じ負け組だ。