男の生温い唾液が私の腹を伝う。



さっさと終わらせてくれ。
この変態め。



全裸にされ手足を縛られた状態で男に愛撫されつづけ、1時間は経過している。



よく飽きないものだ。



ただ、珍しくそれだけの男だった。



何を考えているのかはわからないが、自分を私に埋め込む気はないようである。



いつ終わるのか予想出来ないため、より厄介ともいえるのだが。