雨降って、血固まる。

自分自身の生への関心があまりに強い為か、他人への関心は全くと言っていいほどない。



他人がどうなろうと私の知った事ではない。



例えば、今この男が死んだとしても、特に何を感じるという事もないだろう。



私にとって他人の命なんて、そこらへんに転がっている石ころよりも価値のないもの。



私と同じ考えの人間は無数にいるはずだ。



ただそれを認めるか認めないか、面に出すか出さないか、それが理性というものだろう。