雨降って、血固まる。

ギンはのそのそとカウンターにやってきた。



いただきます、という事もなく、久しぶりのちゃんとした食べ物にありついた。



そのガッツき様にも、やはりギンは無反応だった。



この人は私を物体として見ているのだろうか。



だから、私の身の上や名前すら聞いてこない。



そういう事なのだろうか。