～あかり～
どうしよう・・・。
愛海を傷つけちゃった！！
愛海は私のこと分かってくれてたのに・・・。
私たち、これで終わっちゃうのかな？
いやだ・・・、いやだよ。
どうしたらいい？
私はどうしたらいいの？
ちゃんと巧の話を聞いたほうがいい？
私は真実を受け止められる？
信じることができる・・・？
「・・・はは、
できないかなぁー・・・。」
私には無理だ。
・・・信じることなんて・・・、
‘‘朱莉っ！いつまで逃げるつもり！？’’
不意に愛海の言葉が頭の中を遮った。
・・・・・。
私だって過去の受け入れなきゃ駄目だよね。
「・・・よしっ。」
このとき、私は真実を聞こうと決めた。
～あかり～
