朱莉は自分のことには無関心なのに、


人のことになると・・・。不思議・・・。


「朱莉ー今なんで笑ったのー?」


「べっつに~。」


これ以上話を聞いてるとやばいと思った愛海は、


「ねぇ!瞬君はなんか用事があって来たんじゃないの?」


「あっ!そういえばそうだった。

 
 さんきゅ、あみ。」


「え!?全然!」


そういって笑った愛海だけど内心すごくドキドキしていた。


「ノート貸してくれない?とり忘れててさ。」


「ごめーん。私持ってない。愛海に借りて。」


「愛海。持ってるか?」


「えっ!あ、持ってるよ。はい。」


「さんきゅ、じゃあな」


瞬君は愛海にノートを借りて行ってしまった。