「きゃぁっ!?」


突然、朱莉が悲鳴を上げた。


「どうしたの!?」


すぐさま朱莉の元に駆け寄ると誰か男の人がいた。


「あかりっ!大丈夫!?

 ・・・・・げっ。」


朱莉の側にいた人を見ると、なんとそこには


同い年だ・・・。学年の中でNo1,2を争うダサ男がいた・・・。


「・・・大丈夫ですか・・・?」


ダサ男が朱莉に声をかけた。


「あっ、はい、ごめんなさい。

 迷惑をおかけーーー!!」


朱莉が急に言葉を話さなくなった。


何でかなと思ったらダサ男を見て固まっていた。


ほら、やっぱりキモイって思われてんじゃん、


・・・ダサ男。