……………


…………………


自分で何を考えてるのかもわからない…


車が去って数秒


隣には私を守ってくれた彼がいる


……………っ!


そういえばっ!この人怪我してる!


怪我というか撃たれてたよねっ⁉︎


もう重症だよっ!


「あ…あの…っ!」


「ん?」


鋭い目つきや殺気は消えて、初めに会ったときのように優しい笑顔で会話に応じてくれた


それについてはホッとする


「怪我……病院行きましょうっ!」


この状態で生きてること自体が不思議すぎるけど…


「あはは、平気平気ー。ほっとけば治るって。」


やっぱり気にする様子もなく、軽い感じで答える