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「それじゃあお昼休憩に入ろうか」


見慣れた男性が立ち上がった


「はい、午後もよろしくお願いします」


優しく微笑んでくれる彼に対して私はぎこちない笑顔しかできなかった


彼が部屋から出て行くと共に大きなため息が出た


「は〜ぁ…。いい加減切り替えないと…」


ソルテが倒れたと聞いて数日後


私は専属の教師に語学を教えてもらっていた


元々行っていた高校にはしばらく行かない方がいいと言うボスの警告からだった


最悪の場合、学校の友達にソルテが危害を与える可能性があるからと…