悪魔なヴァンパイア






「さっきの話の続きをしようか」


このタイミングで…っ!?


「俺の存在は無視か?」


一人称が変わってる…

血なんて出てないはずなのに…


そんなソルテの話を無視し話し始めた


「自分には若すぎて通訳は無理だって言ったよね?」


「……はい」


「私は会ったことないんだけどね…わずか6歳で通訳としてこの会社で働いてた子がいるらしい。」


「ろ…6歳っ!?」


私よりも10載も年下…


「だから君にも出来ると思うんだ」


そう言って微笑んだ