「逃げるってなにっ!?さっき僕が君の言うことを聞かないって納得してたじゃん!」 力づくで進もうとする僕と力づくで止めようとするレアン 「確かに認めたがやはり危険だ…っ」 「いいから…離してよ…っ!」 というかこんなことしてる時間ないじゃんっ! 「ホントに何も害はないって…っ!里夕だけ連れてさっさと帰ってくるから…っ!」 「い…移動方法とはなんだ…っ!?」 「ち…地図だよっ」 「地図?」 「そうだよ…わっ!!」 突然レアンの力が緩まり僕は倒れ込んだ