「おい…貴様……魔力も感じられないほどに衰えているのか…?」


「あはは。人を歳みたいに言わないでよー」


「ふざけるな。」


レアンが僕のシャツに手を伸ばしてきた


「見せろ。」


「なにを?僕のこと襲うつもり?やっぱ変態じゃんっ。あは……」


ものすごい真顔で見てくる……


…冗談が通じないって


「………わかったよ。中に入れ」


人通りがないとはいえ、さすがに外で脱ぐ気にはならない


「あ、靴は脱げよ」


「………」


無視かよ…


そのまま無言で入ってきた彼をリビングへ通す