「そんなの決まっている。貴様のペンダントだ」
………ペンダント?
「……これですか…?」
予想もしてない結果に驚く…
とりあえず首についているペンダントに触れる
それはソルテがムリヤリ渡してきたペンダント
「…なんとも不思議な気分だが…それからソルトレークの魔力を感じる」
「ソルテの魔力…?」
「うむ。少ない量だがな。」
「…っていうか魔力って…よく本とかに出てくる?」
「よくわからんがヴァンパイア…まぁ異界に住む者が持つ力が魔力だ。昨日ソルトレークが死ななかったのも魔力のおかげだな。」
「でも…ソルテは不老不死だから死なないんじゃ…」
「はん。我だって魔力があるからそう簡単には死なない。人間なんかより丈夫にできているし治癒力も高いしな。」



