ソルテを止めようとした私に対して、ただ一言…


「うるさい。」


それだけ言い放った


「な…っ」


思わず言葉に詰まる


「た……助けて…」


どうしようもなくなったのか
男は震えた声で助けを求めてる


相手は私を誘拐しようとした人達…

都合がよすぎる気がするけど…


私が助けないと本当に死ぬかもしれない…


「お前らのことだ…ピストルの一つや二つ持ってんだろ?」


そう言って男のスーツの襟元を掴む


「だーーーーーせ。」


どう考えても距離が近い…


半べその男、余裕の男


うんっ!!私が助けないとっ!!