「いーか?これは・・・」 俊が顔を近づけてきた。 「っ!!」 びっくりして動けなくなった。 すぐそばに俊の顔。 ドキンドキンと鼓動が激しくなる。 俊の説明なんてちっとも聞こえてこない。 私にもわかるように、そんなふうに教えてくれてるんだろうな。