「おはよー」 「里依紗…」 「昨日はごめんねー千真、ちょっと疲れてて寝ちゃってたの!」 「そ、そうだったんだ」 「昨日何かあったの?」 「う、うぅん、なんでもないよ」 「そぅ…?ならよかった!」 にこっと笑う里依紗をこの時は怖いと感じてしまった。 とっさに昨日あったことは言ってはいけないと感じた。 里依紗は私になにか隠してる…?