コイスルウサギ



「か、かわいい…」


目がぱっちりしてて、顔小さくて、鼻筋は通ってて…おまけに栗色のウェーブした髪に真っ白な肌が合ってて…。


どっかのモデルみたい。

「校長室なら、そこです」



そう言って私の目の前の扉をさした。



「えっ!?」


ここ!?

え、私ずっとここをうろついてて気づかないって…


う…初日から恥ずかしい…。