プルルルル
プルルルル
「うーん…?」
あぁ、朝か…
プルルルル
プルルルル
もう一眠りしようかな…
プルルルル
プルルルル
「……。」
プルルルル
プルr
ピッ
「朝からうるっさい!今あたしは寝てるの!!また掛け直してこい!」
ピッ
イライライライラ
ったく。
誰だよ、こんな朝っぱらから掛けてくるのは!
プルルルル
プルルルル
プルルルル
プルr
ピッ
「うるせーって言ってんだろ!誰だよ!」
『クスクス…おはよう♪友奈♪』
「!?」
『あっ!もうお昼だから“おそよう”かな?笑』
「………誰ですか?」
『えっ!忘れたの!?俺だよ俺。遊子!』
「……。」
『はっ!?マジの忘れた?昨日会ったじゃん!バイト雑誌買ってあげてさ!!』
「……。あぁ!あの変態野郎か♪」
『変態じゃないし。ってか昨日の今日で忘れんなよ〜!』
「はっはっは!ゴメンね〜♪それで用件は?」
『えっ?特に無いけど…』
「死ね」
