もともと、

わかっていたような気がするから



私の気持ちがわかる美弥に

1つの秘密を打ち明けた



〔私の夢 

 いろんな人に私の声、音を

 聞いてほしいんだ〕



初めて人に言ったけど・・・

全然恥ずかしくなかった



「そっか・・・

 夢を持つのはいいことだよ。

 じゃあ、私も言おうか?

 私の秘密を・・・」



美弥の・・・秘密

凄く、興味がある



私は小さく頷いた



「私ね、実は小説書いてるんだ。

 色々あってね・・・

 刹那もわかると思うけど私、

 人の気持ちを少しわかるからね」



美弥は2つの秘密を、

私に話してくれた



「全然有名じゃないけど・・・

 書いてると、気持ちいいよ」