☆侑斗side



今日、美憂を自分の病室に呼んだ



そして・・・

今から最悪のことを

俺は美憂に言うことになる



俺のことを大事に思ってくれた奴に

でも、これは自分で決めたことだ



仕方がない



「こんにちは!

 侑斗、体調はどう?」



可愛い笑顔で

俺に手を振ってくる侑斗



「・・・おぅ」



「大丈夫なんだ。

 足もだいぶ良くなったみたいだね」



「・・・あぁ」



「・・・侑斗から電話あって嬉しかった。

 今日は、どうしたの?」



今から、言うんだ

美憂に・・・別れの言葉を



「・・・大事な、話がある」



「・・・ん?どうしたの?」