☆侑斗side



車いすでエレベーターに乗る

看護師が、俺の病室の階のボタンを

押してくれる



1人では、何も出来ない



それが悔しい



そんなことを想いながら

エレベーターを降りる



自分の部屋に戻り、

ベットに移る



でも・・・



ガタッ・・・!!



「いって・・・!

 頭打ったし・・・」



遠くなる記憶

俺は痛みに耐えながら

気を失った



これが、

俺の人生を変えた