チェリー 〜君と歩んだ3年間〜【Saki's Memorial】




そんな私の小言を見逃さないのが由真だ…。


「でしょ!?だからカッコイイって言ったじゃーん!」

バチッと、由真に背中を押され…


「きゃっ…!!!」


その時…

ふわっと甘い香りがした…。

そう…さくらんぼの甘い香りが…。


一瞬時が止まった。

…こんな事なんてあるのだろうか…


そして状況を把握していくうちに、周りの音が鮮明になる。

女の子達の、騒がしい声が。

「きゃーーーーー!!!」

言葉にするのが難しい、擬音語や、雄叫びが。