「………どうですかね~?」

無表情で私のおからハンバーグを口にいれてる正樹は私の目線に気づきにこりと笑った。

「うん。美味しいよ」

「嘘だ!!今正樹嘘ついた時の顔してるもん!!」

「してねーしっ!!嘘ついた時の顔ってどんな顔だよ!!」

「正樹がずっと私にテストの点数本当はすごく悪いのによかったって嘘ついた時の顔ー(笑)」

「ばっ…!!!あれはなぁ~」

正樹の顔がみるみる赤くなる。


「ふっ…!あはは」

「何笑ってんだよ~!」

「ん~?べっつにぃ~?」


「ほーう?今晴笑嘘ついた時の顔してる~!」


「っ…!」


その時ー………。


キーンコーンカーンコーン……。


「あ、五時間目が始まる」

「だな。んじゃあ放課後待ってて。」


「うん。分かった」