高校生恋愛*~初めての気持ち~

「ぉ。翼じゃん!」

「イケメンだねー。」

「彼女作ればいいのになー。」


私と同じ席でハンバーガーに食いついている、友達が翼に声をかけた。


翼は、もてるから、翼がいるところだけ、なんかオーラが違う。


芸能人なみの、キラキラしたオーラ。


私には、でてないとおもう。


翼は、だれときたんだろう。


学校帰り?


同じ学校の男子の姿は見当たらない。


とういことは、他校の友達と放課後遊んでるのかな?


「つばーーー・・・・。」


そう彼の名前を呼ぼうとした。でも、一瞬からだが固まった。



「あ。みんな来てたんだぁ~。翼!行こ!」


ふわふわした喋り方。


ピンク色のオーラ。


舞ちゃんだ。


「舞ちゃんと、来たの?」


「ああ。」


そっか。そっか。そうだよね。


舞ちゃんは、私の方を、鋭い目つきでにらんだ。


「あ~。晴笑さん・・・でしたっけー?ふーん。正樹くんはぁ~?」


「あ。正樹は・・・バイトで。」


「うっそぉ~。正樹くん。バイトなんてしてたんだぁー。」



なんか・・・・やだ。この雰囲気。



上から目線・・・っていうのかな。



ここから逃げたい。