大きく深呼吸をして、私は続けた。


「私!はるえは……」



「橋場翼が大好きですーーーーーーー!!!」



そして、翼にさっき空から降ってきたピンクのものをあげた。

「これって。」


「桜……?」


翼は不思議そうに目をまるくした


「この時期に桜の花びらって珍しいよね。きっとさまよってやっと自分の場所にたどり着けたんだね。」



「ああ。そうだな」




そういって二人は顔を見合わせて笑った。


「つか、もうはるえが俺のこと好きとかばればれだし。うん。」


「はぁぁぁぁァァあ?/////」



「そんなに照れんなって。な?はーるえちゃん(^^)」



「ば、ば、馬鹿!馬鹿!!馬鹿ァァぁあ!!!」






そんな二人の声は、綺麗に輝く星たちのところまで届くくらいのものでした。



そして私は、その夜夢をみた。





二人のこれからの未来を………








【END】