高校生恋愛*~初めての気持ち~

「っってぇぇぇぇ~。」

ハッ!!目を開けるとそこには………



「っきゃああああああああああああああああ」



私の目の前に…翼?っていうか唇なんか温かかったし………。え?え?えええ?


「押し倒すなよ。普通逆だろ押し倒す人。」


はぁ。そういうと翼は何事もなかったかのように起き上がった。え?ちょっ。まって。


今。何が起きた?えっと。私が翼を押し倒しちゃって、翼のうえに私が覆いかぶさるような形になってー、んで…く、く唇が……正樹の唇が当たって……事故チュー????



「ご…ごめん。」


どうしよう。翼には彼女がいるのに…き、キスなんて……。



「なーに困ってみたいな顔してんだよ。」


翼はそういって私の頭を撫でてくれた。


……とそのとき……



「今日、調理室あいてるんだよねー?」


「オムライス食いたいー!」


廊下から、何人かの女子の声が聞こえた。だんだんこっちにやってくる。声はだんだん大きくなってきた。まさか、調理室を使う気?



「やばっ!どうする?人くるよ。やっぱり購買に―――――・・・」



そういいかけたとき、窓に寄りかかってた翼は、ぐいと私を引き寄せた。



私は翼に抱きつくような形になっている。翼の腕の力は強くて、振りほどけない。


馬鹿馬鹿馬鹿!!!なんでこんなところで・・・?っていうか、人くるし!ちょっ、やばいよ。


私は、翼の胸に顔を押し付けられ、身動きできない。翼の手は、私の髪の毛に触れている。翼は、最初会って、私を遅刻から救ってくれた、あの時のような甘い香りがした。



「っきゃ!ちょっと、調理室みてよー。」


「うわー。カップルいんじゃん。やっぱ購買から買いいこー。」


「そうだね。邪魔しちゃだめだーよー。」