「はる――……晴笑――…」


「晴笑!!!!!」


ビクン!!私はふと目を覚ました。そこは見覚えがない天井。どこだ?ここ。


「起きたか」

「え?」


このこえは翼?私は首を横に向けた。ああ。ここは保健室か。私倒れちゃったんだ。


翼…私をここまで運んできてくれたのかな?


「ありがとね。翼…」


ちょっと頭痛いかも。風邪かな


「ていうかさ―。噂結構流れてるよ?」


「え?噂って何?」


噂?誰の?別に私なにもしてないよね


「ああ。まだわかんねーか。」

「わかんないよ?」


「噂ってのは――――――」